ピッチを上げる方法

スピード

ピッチを上げると、心拍数が上がりやすくなって、体力の消耗が早くなる場合があるというデメリットがあります。

でも、ピッチを上げることには、そのデメリットを上回る次のようなメリットや必要性があります。

着地衝撃の軽減と故障リスクの低減
ピッチを上げて走る(ピッチ走法)と、1歩ごとの動きが小さくなり、体の上下動も抑えられるため、着地時の衝撃が減ります。その結果、筋肉や関節への負担が軽くなり、長距離でも故障しにくくなります。

後半の失速防止と安定したペース維持
筋力が弱い方や、レース後半で筋疲労による失速が起きやすい方は、ピッチを上げることで安定したスピードを維持しやすくなります。特にフルマラソンなど長距離では、ピッチ走法が有効です。

スピード向上に直結
走る速さ(ペース)は「ストライド(歩幅)×ピッチ(歩数)」で決まります。ピッチを上げることで、同じ歩幅でもペースが速くなり、実際にピッチを5歩/分上げるだけで2.5%ほどペースが向上するというデータもあります。
https://ameblo.jp/motoyuki2013/entry-12631606846.html

リズムに乗りやすい
ピッチを上げることで一定のリズムを作りやすく、スピードの調整がしやすくなります。特にレースペースを維持したい場合や、フォームを安定させたい場合に有効です。

足首や膝の痛み軽減
足首や膝などに痛みが出やすい人は、ピッチ走法にすることで着地時の衝撃が分散され、痛みの軽減につながることがあります。

ということで、ピッチを上げる方法として「ピッチ170以下の方必見!自然とピッチが180になる方法3選」をご紹介。

  1. 足を速く動かすための動き作りの実施(足を折りたたむ動き作り・引き上げの動き作り)
  2. 足が地面に着いたらすぐに離して前に持っていく意識を持つ
  3. 肘を折りたたんで腕振りをする

 

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